頚部内頚動脈狭窄症

症候性狭窄症の自然歴と治療
NASCET:
 70%以上 CEA有効 
  病変側の2年間の脳卒中リスク
    アスピリン投与群 24.5%  CEA群 8.6%
  死亡、重篤な脳卒中リスク
    アスピリン投与群 13.1%  CEA群 2.5%
 50%以上男性   CEA有効
    2年間の脳卒中リスク  保存治療  14.6%    CEA群 9.3% 
ECST:
症候性70~99%(NASCET50~60%)  CEA有効  
    2年間の脳卒中リスク 保存的治療 19.9%  CEA群 7.0% 
無症候性狭窄症の自然歴と治療
ACAS:
 60%以上      CEA有効
   病変側5年間の脳卒中リスク
    アスピリン投与群 11%  CEA群5.1% 
  実際には80%以上(内腔が1mm以下)の高度狭窄に伴うものが多い。
ECST:       CEA有効性は低い
   無症候性狭窄病変で80%以上ならば脳梗塞発生率が上昇する。
   無症候性高度狭窄(70~99%)の場合
     3年間の脳梗塞発生率 5.7%
     症候性高度狭窄例でCEA後3年間の脳梗塞発生率 3.1%
     症候性高度狭窄例で薬物治療後3年間の脳梗塞発生率 17.1%

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